盆栽の楽しみ方

How to Bonsai?

作り方・育て方

盆栽にとって大切な土

 盆栽は小さい鉢の中で育てるため、土が重要です。良質な土を使うことで、植物の根にとって住みやすい環境が整います。通気性・排水性・保水性のバランスを考えた土づくりにこだわりましょう。
病原菌などが含まれていない清潔な園芸用土を使うのが大原則。盆栽の用土として一般的に用いられているのは赤玉土と鹿沼土です。

赤玉土は盆栽用土の代表格。通気性・保水性・排水性に富む、非常に優秀な土と言えます。4種類ほどの粒径がありますので、植物の性質に応じて使い分けるのがポイント。
乾くのが早い大きめの粒は、水はけを良くするために鉢底にゴロ石代わりに敷き詰めます。逆に小さい粒は保水性が高く、乾燥しやすい表土として使うのが効果的です。
 
赤玉土よりも柔らかく、多孔質なため、より通気性・保水性に優れているのが鹿沼土。
枝物の盆栽の場合、赤玉土を主体に使用しますが、根の細い草物の場合は、さらに通気性・保水性を高めるために、赤玉土と鹿沼土を混合するのが一般的。配合比率は「赤玉土:鹿沼土=2:1」が基本です。

植え替えに関する基礎知識

 植物が大きくなり、他の場所(別の容器)に移しかえる作業が「植え替え」です。
長期間にわたって植え替えをしないでいると、鉢の中の根が生長して窮屈になり、株全体の成長が妨げられてしまいます。用土の粒も徐々に崩れ、水はけも悪くなります。新芽をよく伸ばすためにも、定期的に植え替えを行いましょう。
植え替えは、春彼岸前後と秋彼岸前後が適期(※樹種によって異なる)。春・秋共に彼岸前後は植物の活動が旺盛になる時期です。芽が膨らみ始めて植物の生命力も強くなるため、植え替えによる傷みを最小限に抑えられ、翌シーズンの力強い芽出しに期待できます。また根や葉の動きが活発になると、一気に鉢土が乾くようになりますので、普段よりもたっぷりと水を与えるのもポイント。
 樹種・樹齢によって異なりますが、植え替えは、松柏類でおよそ3〜5年に一回、雑木・実物・花物類で1〜3年毎が目安です。とくに雑木盆栽では成長が旺盛なものも多いので、毎年行いたいところ。

植え替えの正しいやり方

① 鉢抜きと根の整理

扱いには十分注意して、丁寧に古い鉢から株を出していきます。その後、竹箸を使用して古い土や根を取り除きます。「太い根」「詰まっている根」「長く伸びた根」「真下に走っている根」があれば、約1/3をハサミで切ります。また、黒ずんでいたり異臭を放っていたりするのは、根が腐った状態なので水洗いが必要です。

② 鉢の準備と用土入れ

樹のサイズを維持したいのであれば同じサイズの鉢を、樹を大きくしたいのであれば一回り大きめの鉢を選びます。次は鉢穴の底網を針金で固定します。
その後、大粒の土を鉢底が見えなくなるくらいまで敷き、その上に中粒の土を乗せていきます。根の下に土が密着しやすいよう、中央部分を少し盛るように入れるのがポイント。

③ 位置決めと用土詰め

盛った土の上に樹芯を強く押し込み、植え付けの位置や角度を確認します。根と根の間に隙間を作らないように、竹箸などで突いたり樹をゆすったりしながら根と土を馴染ませます。針金で根と鉢を結び、樹をしっかりと固定して完成です。仕上げにコケや化粧砂を表面に乗せ、見た目を良くしましょう。

④ 植え替え後の養生

植え替えは、樹木にとって大手術のようなもの。術後は樹勢も弱っているので、水だけをたっぷり与えます。新芽が伸び始めて樹勢を取り戻してから液体肥料を与えましょう。

東京で盆栽教室をお探しなら

 盆栽にはさまざまな樹種があり、それぞれ異なった魅力があります。その違いを鑑賞しながら見比べ、それぞれの特徴や性質を調べながら、知識として取り入れていくのも盆栽ならではの楽しみ方。
 盆栽はまた、育てる楽しさがあります。盆栽作りの基礎をしっかりと身につけ、苗選びから鉢選び、盆栽作りに必要な道具を集め、自分が好きな盆栽を一から育てていく。このように道具選びから育てる過程まで、すべてをワクワクしながら楽しませてくれるのも、盆栽にしかない魅力です。
 盆栽の鑑賞を趣味としている皆さんも、ぜひ盆栽を基礎から学んで育ててみるのはいかがでしょう? 東京近郊にお住まいで、盆栽を一から学びたいという方、または盆栽好きな仲間を作りたいという方……清香園の盆栽教室がオススメです。

お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

フリーダイヤル:0120-464-870
受付時間:9:00〜18:00(木曜除く)

◆資料のご請求・一日体験教室◆

Page Top