美術盆栽とは
長い歳月をかけ、盆栽を丹精し大切に育てていきますと、美術的造形価値を持つ盆栽となります。盆栽庭園では、ゆっくりと美術盆栽を観賞いただけます。我が家の家訓「絵描きに負けるな」、の心を大切に、日々手を入れております。自然の風景を木々の枝葉を用いて描く盆栽の世界をぜひ一度ご観賞いただければと存じます。
四代目園主 山田登美男
※入園料二百円(高校生以上)

江戸末期、浮世絵にも梅や松の盆栽が多く登場し、庶民の文化としての園芸が花開いた時代、初代庄之助が現在の台東区根岸のあたりに創業いたしました。当時、根岸の里は上野の山から湧き出る清水が豊富で、後の明治・大正期にかけても画家や書家などの文人墨客・歌舞伎役者・長唄の師匠・商家の別荘などもある、独特の雰囲気のある場所であったと伝え聞いております。
清香園の屋号の由来は、その当時根岸周辺に梅林が多かったこと、また梅の盆栽を多く手がけていたこと から「清く香る園」といたしました。二代目初五郎は、薄鉢で竹の盆栽を作ることを得意とし、三代目釜次郎は石付き盆栽を得意としました。この釜次郎の代で太平洋戦争の戦災を逃れて大宮の盆栽村に移住。
現在は、四代目の登美男が園主で、盆栽種全般を扱っております。多くの樹種を手がけ、種別に研鑽して参りましたことは、清香園の貴重な財産であると考えております。
さいたま市北区の盆栽町(通称盆栽村)には毎日、海外からのお客様が訪れています。世界に誇る日本の園芸文化、盆栽を微力ながらも、守り伝えて参りたいと考えております。
■盆栽町本店 ■