いたる所でうぐいすが巣をつくり安住する寒竹の生け垣は、閑静な根岸の里の名所として、当時文化人が好んで侘住居をした所といわれています。
嘉永年間、初代、庄之助はこの地に盆栽職人として、鶯谷(おうけい)園を開きました。
二代目慶応二年生まれ、初五郎時代において、特に梅の盆栽の香気な出会いに感動して、清香(せいこう)園と園号改めを行いました。
三代目釜次郎(明治三十四年生まれ)の時戦災をのがれて昭和十八年に東京より大宮(現在のさいたま市)盆栽村(現在の盆栽町)に移転し、以後、作栽一筋に今日におよんでおります。
二代目以来、竹の盆栽を特異として研究を重ね、今日の作品発表に結びついているわけです。
亦、数多くの松伯盆栽を改作栽し、雑木盆栽、実物、花物盆栽、並びに草物盆栽、石付創作盆栽と盆栽種全般を網羅し研究培養してまいりました。
自然派、自然愛を基調として、常に対象をとらえようと努めている次第です。
「枯木花開く却外の春、無限の清香天地に遍し」(秋潤道泉)を心情としています。
限られた一部の作品掲載ですが、盆栽道の楽しさなどご覧頂ければ幸いと存じます。
清香園 彩花盆栽教室主宰
山田香織 プロフィール
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